PODとは
従来の電子タバコのリキッドを注入するアトマイザー部分が「POD」になった新製品です。 リキッドが充填されたカートリッジを交換するだけでよい手軽さが人気で、欧米では主流となっています。日本でも人気が高まっており、メンテナンスは面倒だという人に特におすすめです。
リキッドを充填できるPODも出ているので、ますます人気に拍車がかかっています。細長い四角い形状のものが多く、携帯するのに困らない形状も好まれる所以です。
PODの使い方は、難しいことは何もありません。初心者でも簡単に扱うことができることこそ、その最大の魅力といえます。購入後の使い方について、詳しい流れを紹介していきます。
本体のバッテリーを充電する
本体を直接USBで充電するのが主流なので、パソコンや携帯充電器などにつないでバッテリーを充電します。スターターキットには、充電用のUSBケーブルがセットになっている場合がほとんどです。気になる場合は内容をしっかりと確認するようにしましょう。
USBをスマートフォンなどのACアダプターに接続して、コンセントから充電することも可能ですが、その場合は電圧に注意が必要です。無理な充電は、発火や爆発のおそれもあり大変危険です。正しく安全に扱いましょう。
リキッドを充填する
リキッドを充填する場合は、そのタイプによって方法が変わります。リキッド充填タイプの場合は、カートリッジを取り外しリキッドを中に注ぐことで繰り返し使用することが可能です。
初回はコイル部分に十分にリキッドが染み込むよう、充填後5分~10分程度放置することで、コイルの空焚きを防止します。空焚きしてしまうとコイルが焦げ付いてしまい、故障の原因につながります。この手順は必ず守るようにしましょう。
また、リキッドが手につかないようにすることも大切です。特にニコチン入りのリキッドの場合、手についただけで急性ニコチン中毒を招くおそれがあります。簡単な作業だからこそ、注意を払って安全に準備しましょう。 万が一手についた場合、すぐに手を洗いましょう。
電源を入れる
ここまで準備ができたら、あとは電源を入れて楽しむだけです。機種によって異なるものではありますが、本体についているボタンを5回連続押しして電源をオンにするVAPEが多いです。押す回数やボタンの位置は機種により異なりますが、難しいことはありません。
注意点としてチェインスモークをしすぎますと、コットンにリキッドの供給が追い付かなくなり、
コットンを焦がす可能性がありますので、インターバルを置いて吸いましょう。
ランニングコストはVAPEがお得
嗜好品にこりだすと、日々の出費も気になるポイントです。まず、VAPEのコストは15mlで1500円が目安です。ちなみに、VAPEの使用量は1日2mlほどでしょう。その場合、1カ月のコストは3000円程度です。そして、VAPEのコイルは1個400~700円ほどです。仮に月に500円のコイルを2回交換するとして、月の出費は1000円となります。つまり、あわせて4000円がVAPEにかかる毎月のコストです。求める質や量によって変動するものの、決して大きな負担になるわけではありません。
一方、加熱式タバコや紙タバコの場合だと、いずれも2023年時点では1箱600円前後です。1日1箱吸うペースで計算すると、1カ月で1万8000円となります。ヘビースモーカーになれば、3万円以上もタバコ代にとられることもありえます。タバコによって生活が圧迫されるケースも少なくありません。純粋に経済面だけを考えて選ぶなら、VAPEのほうがより得です。